
菜根亭「やさいすうぷ」の由来
はじめてなのに なつかしい味!この料理は、徳島県の祖谷山村という日本の三大秘境の1つに数えられる山奥に、昔から伝わる郷土食です。西日本最高峰、剣山山系の深い山並みに包まれた美しい秘境、平家落人の隠れ里として知られる祖谷山村は、稲も作れないような山の急斜面に農家が点在しています。粟や稗が主食だった平家の落人達にとって、そばの実を煮込んで雑炊ふうに仕立てる料理は、ありし日の京を偲ぶ特別なご馳走でした。
「米」の代用としてそばの実を使ったので、当地では「そば米雑炊」として、落人の歴史と共に今に伝えられています。
この阿波の郷土食「そば米雑炊」をもとに、現代人に不足しがちな根菜類を加えて出来上がったのが、菜根亭の「やさいすうぷ」です。野菜を長時間煮込んで、野菜本来のうまみを引き出しています。少し薄味に感じられる方があるかもしれませんが、何度も食べるに従って、私達の細胞が記憶していた味を思い出し、なんとなくなつかしい故郷のイメージがわいてきます。このたびのご縁に心から感謝いたします。
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